易経を占いに用いたのが易占です。
一般的には筮竹(五十本の竹ひご)を用いて占断するのが
一般的な姿ですが、コインを使ったり、サイコロを用いたり、
自然にある数字から読み解く場合(梅花心易)もあります。
また、周の時代から盛んにおこなわれた占法を周易(略筮)、
古くから伝わる占法を本筮と呼びます。
易占は朴術のひとつで、古くは亀の甲羅や、
鹿の骨を火であぶって出た結果で
祭りごとを行っていた時代もありました。
日本だと邪馬台国の卑弥呼が有名です。
また中国から伝わった易は、
陰と陽を使うことから、陰陽道として
日本独自の発展も遂げました。
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